思想・哲学研究会のホームページへようこそ

思想・哲学研究会のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。

当研究会は、一般に難解とされる思想・哲学を紐解き、ビジネスへの実学応用にチャレンジする研究会です。

研究会メンバーは、経営コンサルタント唯一の国家資格である 中小企業診断士を中心に構成されております。中小企業診断士は、一部の大学院では、その資格取得がMBAプログラムの課程として設置されている例もあるとおり、極めて実務的な経営の技術を習得している専門家です。

実業界に身を置く私たちが思想・哲学を紐解くという前衛的な試みを実行し、新たな知見を得ることで、広く社会に還元できるよう邁進して参りたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

※思想・哲学研究会は、中小企業診断士の業界団体である(社)中小企業診断協会公認の研究会です。

思想・哲学研究会の課題認識

私たちが生きる現代社会は、広範で濃密な情報に溢れています。インターネットの普及により、従来は限られた専門家や、実際に行動を起こした人間のみが知り得た情報に対しても、極めて容易にアクセスすることが可能であり、あらゆることを「知る」ことができます。

周知のとおり、「知る」ことは必ずしもプラスに働くことばかりではありません。「知る」ことができるがゆえに、「知らない」ことに対する恐怖感を募らせたり、逆に「知っている」ために、チャレンジを躊躇してしまったり、現場・現実を見据えない無謀な行動に出てしまったりといったことが起こるからです。

しかし、ビジネス実務上、情報の多さそのものを否定することはナンセンスです。情報はあらゆる知の集積であり、それらに対するアクセスが向上していること自体は、歓迎すべきことであると考えます。問題は、情報をどのように使いこなすか、また、どのように主体的に情報を生み出すかという点にあります。

つまり、「情報に踊らされる」のではなく、「情報を誘って一緒に踊る」ことが求められているのではないでしょうか。

私たちは、「情報の使い方」などといった安易な公式的、マニュアル的なテクニックに頼るつもりはありません。代わりに、情報とは何か、それを生み出してきた人間や社会とはどのようなものなのかについて考える本質的アプローチを取ります。

経済状態の低迷により鬱屈とした環境が続く現在こそ、人間や社会について思考、分析、診断し、その知見を基に力強く行動することが、新たなビジネスや社会を創出するものと考えております。

思想・哲学研究会が目指すもの

上記の課題認識を踏まえ、思想・哲学研究会では、大きく2つの目的を設定しております。

善良な社会人としての強固な基礎の獲得

会員一人ひとりが、情報に踊らされない強靭な思考力を身につけることを目指します。思想家・哲学家が残した概念を習得することはもちろん、難解な書物を読み込むというプロセス自体も本目的の達成に寄与します。

思想家・哲学家の概念、思考プロセス/方法の抽出とビジネスへの応用

ビジネスには経営学という専門領域が存在し、当研究会の主要メンバーは、その知識を習得している中小企業診断士です。しかし、経営学だけでは、実際の企業経営をより良く運営することには限界があると考えます。

企業を動かしているのは、経営者も従業員も人間であり、また、企業そのものも、社会的装置の一部です。したがって、人間や社会についての知見は企業経営には欠かせないものと考えますが、経営学には人間や社会に対する研究視点が十分とはいえません。誤解を恐れずに言えば、経営学も踊らされる可能性がある情報の一つです。

人間や社会について、その生涯をかけて考え抜いた思想家・哲学家たちの叡智を、経営学とともに活用することで、新しいビジネス思考を生み出し、コンサルティングやビジネス実務への応用を目指します。